自在錐は便利な道具なのですが、使用に当たっては十分な注意が必要です。
どれくらい危険か一番わかりやすい例があります。それは、自在錐を製造しているメーカーが注意喚起の動画を配信していることです。
本体
イモネジなどでパーツが固定されていて、径を調節できるようになっています。しっかり締めないと、作業中に外れてけがをする恐れがあります。
使用工具
ドリルドライバ、インパクトドライバ、ボール盤が考えられますが、メーカーではボール盤は推奨していません。ドリルドライバが一番いいかなと思います。
加工材
固定するのはもちろんですが、円形に切り取られる側は、最後の瞬間に持ち上げけられて飛び散る恐れがあります。
使用者
DIY初心者はまず避けた方がいい道具です。中級から上級向けです。私も怖い思いをしました。
安全カバー
自在錐専用の安全カバーが販売されています。他の道具にはそのようなものがないので危険さを象徴している例かなと思います。
径
30mm~120mm対応から300mm対応のものまであります。画像の商品は小さい径のみ対応ですが、それでも怖いです。
精度
構造を見てわかるように、左右の刃の径が一致するように調整しなければなりません。また、刃そのものはかなり厚みがあります。従って、切断するときに描かれる円に厚みが出てしまいます。
結論
自在錐は便利な道具です。安全に十分気を付けて使いましょう。カバーは必須です。