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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

充電式チェーンソー メンテ必須

電源コード式チェーンソーが壊れたので、充電式チェーンソーを買いました。パワーダウンするのは覚悟の上で、ハンディであることの便利さを求めてのことです。

 

使ってみて、いろいろありましたので説明します。こちらは、4インチと6インチの二つの長さのチェーンが使えるタイプです。どちらもセッティングには問題ありませんでした。

 

付属品

・バッテリー2個、充電器

・6インチチェーンのセット

・4インチチェーンのセット

・ゴーグル

・軍手

・レンチ1、ドライバー1

 

本体以外の部分については特に問題ありませんでした。

 

 

充電式チェーンソー 側面

 

 

充電式チェーンソー 上から

画像では、何か変なものが取り付けられているのがわかると思います。そのことについて説明します。

 

補助具を取り付ける前は、赤い四角の部分の固定が弱く、チェーンがすぐに外れてしまいました。また、径の小さな枝や葉は、内部に取り込まれやすくすぐに絡まってしまいました。

 

その度に、分解して取り除いたり掃除したりセッティングしなおしたりする必要がありました。しばらくはそうやって使っていたのですが、全く作業にならないので、何かいい方法はないかと考えました。いろいろな方法があると思いますが、メンテナンスを考えると、本体の分解と同じくらい簡単に取り外せる必要があります。

 

そこで、画像にあるような補助具を取り付けました。ボルトは全部外さなくても緩めてスライドさせれば、チェーン部分にアクセスできます。

充電式チェーンソー 拡大

初めは、赤い丸の部分をきつく締めたらよいかと思いました。しかし、実際にやってみるとナット近辺はどんどんきつくなるのですが、黒いカバーが柔らかいので外縁部は逆に浮いていきます。それで、このような補助具にしました。

 

これを取り付けてからは、作業がとても快適で、チェーンが外れることはなくなりました。あくまでも自己責任による改造です。安全には十分に気をつけましょう。

 

同様の価格帯の似たような商品がたくさん売られています。購入の際は、この部分を画像でよく確認されることをお勧めします。

 

今回は、画像で取り上げていませんが、チェーンの張り具合を調整する機能も大変重要です。こちらのチェーンソーは、ねじ式で付属ドライバーで調整しますが、あまりいい感じではありません。商品によってはダイヤル式のものがあります。それが良いかどうかはわかりませんが便利そうではあります。

 

充電式チェーンソーについて

価格に比して切断能力はおおむね妥当です。可もなく不可もなくといったところです。

近頃はTVショッピングなどでも盛んにアピールされています。また、youtube広告でも○○〇製ですというものをよく見かけます。これくらいの大きさとパワーの物は、性別、年齢、経験を問わずちょうどいいのではないかと思います。初めてチェーンソーを使う方には、よい選択肢かなと思います。

 

メンテ必須

電源コード式を使用していた時は、チェーンを研ぐ技術がなかったので、ダメになった時はチェーンそのものを購入していました。それほど頻度は高くなかったです。

 

充電式チェーンソーにしてからは、チェーンの切れ味がすぐに悪くなるようになりました。初めは、付属のチェーンが悪いのかと思いました。しかし、他のメーカーのチェーンに交換してもやはり同じでしたので、そういうものなのだと理解できました。

 

考えてみれば、同じ径の木を切っても、チェーンが短ければ短いほど木と接触する頻度が増すわけですから当然です。

 

そうして今度は、チェーンを研ぐための道具セットを買いました。目立てに関することを一通り調べて、練習のつもりで何度も繰り返しました。まだまだ、未熟ではありますが、目立てをすると切れ味がよみがえるのは素人でもわかりました。

 

小さな充電式チェーンソーのソーチェーンは目立て必須です。でも、使う頻度がそんなに高くない方は、目立て道具セットを買う代わりに、ソーチェーンを二つぐらい買っておくという選択肢もありかなと思います。

 

まとめ

・購入時には、交換時に外すナット付近の画像をよく確認しましょう。

・張り具合の調節の仕組みを確認しましょう。

・初心者に優しいけれど、パワーがないことを考慮しましょう。

ソーチェーンのメンテナンスは必須と考えましょう。

ソーチェーンの取り付け方向に注意しましょう。

・使用時は安全に十分気をつけましょう。

・保護メガネ、そしてできれば繊維製ではない手袋を着用しましょう。

 

おまけの話 作業手袋

蛇足ながら、DIYなどで回転系の工具を使うとき、軍手などの繊維素材の手袋を使用するのは危険です。なぜなら巻き込み事故につながるからです。用途に応じて様々な作業手袋がありますので、是非それに応じたものを。

耐切創・防刃

制電

・耐熱、耐火

・防振