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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

情報は複数で 続 トリプルディスプレイ

2024年は大変な始まりになってしまいました。また、世界ではまだ、いろいろなことが起こっています。

 

世界で起こった出来事に関する文字媒体でのニュースには、2種類あります。報道各社は2社からニュースを買って配信しているので、文面を見れば、2つのうちどちらかであることがほぼわかります。それに加えて時折別ルートのニュースが配信されます。

 

現在は、ネットの発達により直接海外のニュースを動画、音声などで視聴することができます。

 

理論的には、新聞は自社の見解の入った報道をしても問題ありませんが、テレビは偏った報道をしてはいけません。それは、自社発行の紙媒体を使用している者と公共の電波を使用している者の違いによります。しかし、現実的にはそのようになっていません。

 

さて、話を本題へ進めます。情報を受け取る側は、できるだけ正しい情報を広く取得したいものです。その1つの方法としてトリプルディスプレイの有効性が挙げられます。

 

トリプルディスプレイ

ネット上のニュースLIVE配信です。左から、NHK、TBS、日テレです。

 

まず、驚いたのは、緊急アラートが放送されるタイムラグです。TBSが一番早く、NHKがそれに続くまでは数秒かかりました。それらは、一般のスマホに届くよりは早いです。5秒の違いは生死をわけることがあります。「絶叫」が話題になっているNHKですが、16:54のワンショット画像を見るだけで、別な側面にも気づくことができます。

 

次に、一目でわかることは、報道の姿勢です。縮小画面でもすぐにわかるかとおもいます。何を訴えているのか、どんな情報が一画面に表示されているのかということはとても重要です。東日本大震災の時も会社によってその部分にかなり違いがありました。NHKは、日数がたってもL字、逆コの字型の画面で情報を伝えていました。

 

今回の報道でよかったところが1つありました。2度目に出された「震度7」の情報は、気象庁が誤ったものでした。そして、それが訂正されたのは、かなり時間が経過してからでした。しかし、1社だけは、現地に揺れの無いことから「これは誤りだと思います。」と初めから断定していました。報道する側、情報を受け取る側、どちらも受け身になって受け取るばかりでは間違いが起こります。正しい判断とそれぞれの「感覚」も大切だなと思い知らされます。

 

スピーカーからは、3つの音が同時に流れています。やっていただければわかりますが、それほど煩わしくはありません。必要な時に1つだけオンにすればいいだけです。

 

続 トリプルディスプレイ

TVは、一時期、2画面が流行ったことがありました。パソコンは、1ディスプレイに複数ウィンドウを表示させることが可能です。でも、1画面に1つの情報という良さにはかないません。

 

野球やサッカーなどでは、シーズン終盤になって、1つの勝敗がとても重要なことがあります。条件にもよりますが、2つの試合同時視聴できればLIVEの魅力が増します。

 

テニス、バドミントン、卓球など比較的狭いコートで試合が行われる競技では、一つの大会で複数のコートが使用されます。LIVE放送もコートごとに行われることが多いので、こちらも複数の試合を同時に視聴することができます。

 

同一メディアの同時視聴について

同時視聴については、有料無料を問わず、できるようになっている媒体とそうでないものがあります。契約上できたりできなかったりするものもあれば、仕組み的にできるものとできないものがあります。

また、ブラウザ、アプリ、ソフトウェアに関連する部分もあります。

 

例示した、報道の場合のトリプルディスプレイの使い方は、それらとは異なるので簡単に誰でもできるものです。