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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

ディスプレイの枚数

パソコン1台についてディスプレイ1枚。それが普通というか当たり前なのでしょうか。サイズは、約21~24インチが最も一般的かと思います。

 

仕事やプライベートでディスプレイを複数枚使用している人はどれくらいの割合なのでしょう。

 

さて、本題に入る前に、ディスプレイに関わることについてお話したいと思います。

 

ディスプレイアーム

例え1枚しかディスプレイを使わない場合でも使用を推奨したいのがディスプレイアームです。スタンドがない分、机上などがとても広くなって快適です。応用編があります。アームのみで宙に浮かせて使用できるので、いろいろな事情でベッド上でPCを使いたい場合などに便利です。

 

アームは1台用からあります。目的次第ではどんどん増やせますが、普通は4台ぐらいまでかと思います。自分では4台まで使ったことがあります。

 

パソコンとグラフィックボード

以前のデスクトップパソコンは、ディスプレイ2枚までは普通に対応していました。現在は、3枚まで普通に対応しています。安価なPCは除きます。

 

グラフィックボードを搭載している機種も搭載していない機種もほぼ3枚使えます。最近では、統合グラフィックスと言ってCPUがグラフィックボードの役割を担っていることも多いです。

 

更にドライバやOSのグラフィック設定もとても簡単になってきており、以前はハードルの高かった複数ディスプレイの設定が使いやすくなりました。

 

ディスプレイの枚数

2枚(デュアルディスプレイ、デュアルモニター)

非常に快適です。1枚しか使ったことがない方は、驚かれると思います。仕事上で付き合いのあるA社のパソコン関連の面倒を見させてもらっています。3人おられた事務員さんのうち1人お辞めになりました。パソコンは専用でしたので1台あまりました。そのディスプレイを業務上のメインパソコンの2台目ディスプレイとして設置しました。最初は、驚きと戸惑いがあったようですが、今や欠かせないそうです。

 

2枚使うと体感上は能率が3倍以上になるような気がします。

 

3枚(トリプルディスプレイ、トリプルモニター)

シングルアーム+デュアルアーム

スタンド+スタンド+シングルアーム

スタンド+デュアルアーム

トリプルアーム

などの設置の仕方があります。

置き方としては、横一直線、山型などが考えられます。スペースに問題がなければ、横一直線を推奨します。宇宙関連、天気関連の施設がTVなどに映ると、モニターが横一列に並んでいる光景が見られますね。

 

使い方は、人によって千差万別ですが、面白いことに3枚になったからと言って、能率が3倍以上になるかと言えば、体感的にはそうでもありません。極端に言えば、2枚のときよりスピードが落ちることもあります。

 

2枚にするか3枚にするかは、ユーザーのPC使用目的に大きく関わると思います。単純に人間の機能(視野、操作)からすれば、恐らく2枚の方が効率がいいかと思われます。しかし、例えば、右1枚に資料、真ん中1枚で作業、左の1枚で検索などという場合は、3枚の効率がいいです。

 

4枚(クアッドディスプレイ、クアッドモニター)

4枚にするには、グラフィックボードの追加が必要です。初めから4枚対応のものがあります。1万円台のものと数万円台のものと両極端な価格設定となっています。以前、安価なグラフィックボードを増設してクアッドディスプレイにしたことがあります。2列×2段で設置しました。結果、わずか2日でやめました。それは、1~3枚のどの場合より使いにくかったからです。

 

ただし、パソコンショップの宣伝などで見かけるようなトレーダー用としてはかなり使えると思います。1枚に為替や株価のリアルタイム表示、1枚にニュースのリアルタイム表示、1枚にチャートなどの分析情報、1枚にトレード画面などという使い方です。

 

4枚は特殊用途専用かと思います。

 

複数ディスプレイの別な使い方

ここまでは、複数ディスプレイを仮想的に1枚として使う場合のお話でした。複数ディスプレイにはもう一つの使い方があります。それは、複数ディスプレイに同じ画面を表示させる使い方です。

 

例1

複数枚のディスプレイの1枚を操作側、他を視聴側(お客様、生徒、受講者など)に向けて使えば便利です。大きな会場、大人数の場合などは、1PCに対して、大きなスクリーンやプロジェクターを使うかと思います。従って、小さな会場、小人数に有効だと思います。

 

例2

例えば操作する以外の3枚のディスプレイを、3方向へ向けるかあるいは少し離して設置すれば、1枚当たりの視聴者数が増え、密状態を少しだけ緩和できると思います。

 

複数ディスプレイはとても便利です。現在、このブログは、デュアルディスプレイ環境で書いています。使用しているのは、同じメーカーの同じ型番のディスプレイです。物が違うと色や表現が微妙に異なる場合があるので気を付けたいところです。しかし、画像を扱うのでなければ全く違うものでも構いません。2台のディスプレイは10年以上毎日使っていますが、今も元気です。寿命と言われる限界をはるかに超えています。

 

 

ディスプレイに関わるおまけの話

モバイルディスプレイは持っていません。しかし、23インチディスプレイが余っています。少し重いですが、たまに体育館にタブレットと一緒に持っていき、動画を参考にしながらみんなで練習しています。画面が大きくていいです。