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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

プリンタ台

プリンタ台 ニトリ 初期型

プリンタ台 ニトリ 改良型

二つの画像は、ニトリ製のプリンタ台です。現在は、販売されていないと思います。上の画像は初期型で1台買いました。下の画像は改良型で3台買いました。

 

事務用スチールデスクに取り付けると2つ並べて使えます。

 

さて、画像を比較していただくとすぐにわかることがあります。初期型のスチール部分は独立しており、左右に揺らすとグラグラ動いてとても弱いです。さらに、その形状のため、デスクに取り付けるとスチールのパイプ部分がとても邪魔になります。

 

ユーザーの声だったのか、社内の見直しだったのかは測りかねますが、改良型は随分よくなりました。天板の形も変わり面積が増えています。また、パイプ部の形状は、切断面で考えると楕円のものが円に変わりました。初期型は、横揺れへの耐性が必要なのに、横揺れに弱い形状です。90度横にして溶接したいところですが、それだとデザインとしてよくありません。

 

このようなことから、改良型は、3つの点でとても進化したと言えます。2つの型を比較すると、プロダクトデザインがとても重要であることがわかります。

 

さて、全部で4台購入したプリンタ台ですが、残念ながら2台は使えなくなってしまいました。天板部分が薄くて弱すぎたのです。また、材質的に湿度に負けたような感じもあります。2台とも使用しているうちに天板がたわんでしまいました。

 

しばらくの間、それらを放置していました。

数か月後、ある日、倉庫で、300mm×1240mm×24mmの合板を見つけました。これは使えそうだなと思いました。プリンタ台2つの天板を外して、スチールパイプの骨組み部分を使い、新たなプリンタ台を作ることにしました。

 

初めに完成した時、他の物に干渉するような取り付け方で、失敗してしまいました。その後、ネジあなをあけなおして、作り直しました。それで、今でも天板の裏側に8つも穴があいています。(笑)

 

製作したプリンタ台

赤い四角の所に、骨組みのパイプが少し見えています。プリンタ、パソコン、スピーカー、ディスプレイを載せています。デスクの幅は1200mmなので、両脇に20mmはみ出ているだけです。2台並べていた時より、シームレスでより自由に物を置くことができるようになりました。2つを組み合わせて1つにしたら丈夫になり安定感が増しました。

 

まだ残っている2台は、骨組みの形状が違うので同じようにはできません。次のアイディアが浮かぶまでしばらくお休みです。

 

※プリンタ台を購入するときに気を付けたいこと※

レーザープリンタの場合

重量が少しありますので、それに耐えられるものを。

インクジェットプリンタの場合

動作の特性から、プリンタを弱い台に置くと左右にとても揺れます。はじめに紹介した商品のような場合、台とプリンタが一体化して横揺れします。気になる方は、重量のあるもの、プリンタ台が独立して使えるもの、ラック型などすべて板でできたものなどがよいかもしれません。