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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

高圧洗浄機 充電式

初めて高圧洗浄機を買いました。

 

高圧洗浄機 充電式

梱包と収納について

画像にありませんが、収納バックがついてきます。評価コメントには、このことについて、「水物とバッテリーを一緒に入れるケースはどうなの?」というのがたくさんあります。でも、その要望を満たすようなケースは存在するでしょうか。

 

送られてきたとき、ペットボトル用のホースの先端部分に折り癖がついて、つぶれていました。しばらく考えた後、湯呑にポットのお湯を入れ、一瞬入れ取り出しては手で修正するということを繰り返したら使える状態になりました。

 

パーツの取り付けについて

説明書はありませんが、商品紹介ページに画像があります。特に難しいところはありません。評価に、「ランスの表示と噴射角が合っていない。」として低評価がありました。もしかして、その方は、取り付けを180度間違えたのかもしれません。構造を見ると、180度反対に取り付けることが可能になっています。

 

ランス取り付け 誤

 

ランス取り付け 正

洗剤用ボトルも正しくない位置で取り付けられますが、形状から誤りにはすぐに気が付きます。ランスの方は、全く気付かない可能性があります。

 

圧力と噴射角について

この商品に限らず、商品ページに記載されている圧力はほぼあてにならないと言ってよいでしょう。ここでもまた、低評価が多数見られます。購入時に同様の商品の評価を見ましたがどれも似たり寄ったりの圧力に関する低評価です。

 

圧力が欲しい方は、家庭用コンセントから電源を取る高圧洗浄機を買うべきです。または、超有名ブランドK社の2万円台の商品を。

 

話を本題へ。この商品を実際に使ってみました。圧力に関して言えば、事前予想通りだったと言えます。0度で外壁のこけを落とすことができました。他の噴射角度で圧力に期待するのは無理です。

 

網戸を掃除してみました。最大角40度が、とても便利だと感じました。春になったら本格的に網戸掃除に使おうと思います。

 

洗車をしてみました。圧力で汚れを落とすのは無理ですが、予備洗いと仕上げ洗いには有効かと思います。有料洗車場のパワーのある高圧洗浄機を使っても、圧力で汚れ落としするのは無理なので不満はありません。

 

使用するときに気を付けること

洗剤用ボトルには原液を入れます。私は初めに薄めて入れて失敗しました。洗剤用ボトルは密閉式ではありません。洗剤を入れたままケースに入れて、洗剤びたしになりました。(汗)

 

ペットボトル用アタッチメントは、2Lペットボトルにちょうどいいです。透明ホースがほぼ底まで届きます。2L満水にすると、アタッチメントが重さで外れます。入れるのは1Lぐらいにして、片手でペットボトルを下から支えないとハンディには使えません。置いて使用するなら2L満水でもオーケーです。

 

この商品は、自吸い式です。水道直結には絶対にしないでください。バケツ等から給水して使います。

 

初めて使用するときは気を付けることがあります。正しくセッティングして、スイッチを入れ何分待っても水は出てきません。故障を疑いましたがそうではないようです。一度スイッチを入れ、動作音が安定したらスイッチを切ります。ホースを外してスイッチを入れ、給水口から吸いこんでいる様子があるかどうか確認します。オーケーなら再びセッティングしてスイッチを入れると不思議なことにすぐに水が出ました。

 

その他

10L~15Lくらいのバケツだと驚くほど水が早くなくなります。補給必須。置いて使用するなら、18または20Lのポリ容器もいいかなと思います。

 

バッテリーが二つ付いてきます。1回の作業で1個あれば十分間に合うので何の問題もありません。バッテリーの形状や充電機との接続の仕方を見ると、全く違うメーカーの充電式チェーンソーと規格が同じようです。メーカーが違う充電式機器に同じバッテリーが使えたという報告があります。

 

まとめ

圧力に関して言えば、それほど強くはありませんが、6,000~8,000円台の商品とメーカー製の2万円台の商品を比べることはできないでしょう。それぞれの人が使用目的に合った圧力、価格帯の商品を買えばいいかと思います。

 

充電式のメリットがあります。どこでも使える、軽いので持ち運びに便利。コメントで多かった利用の仕方は、「お墓の掃除」でした。なるほどと思いました。ポリ容器とセットで車に積んで、今度お墓掃除に行きたいと思います。

 

吸い込み方式

自吸い式、水道直結式、両用式の3つのタイプがあります。両用式がとても便利ですが、それは電源コード式とイコールでもあります。

 

TVショッピングやネット通販で、高圧洗浄機(充電式)がたくさん売られています。余程はずれを引かなければ、価格や性能にそれほど差はないかと思います。

 

高圧洗浄機を買うときは、それぞれの用途に合わせて

・充電式、電源コード付き

・自吸い式、水道直結式、両用式

・高圧力は必要か

このような観点で選択すればいいのかなと思います。