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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

洗濯機を処分する

処分までの経緯

母親が使っていたハイアールの二層式洗濯機が壊れました。脱水層が回らなくなるという症状です。とりあえず分解してみました。

 

洗濯層と脱水層にそれぞれモーターが付いています。よく見るとシャフトのピンが抜けて無くなっています。代用品を使ってみましたが原因はそこではありませんでした。回転する箇所に潤滑剤を浸透させて、時間をおいてから組み立て、試運転しました。すると、正常回転しました。

 

次の日、もう一度試運転すると回り方はまた悪くなっていました。おそらく脱水層用のモーターを取り替えれば直ると思います。しかし、そこはすでに素人の領域ではないのであきらめて洗濯機を処分することにしました。

 

処分方法を調べる

洗濯機は家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)の対象です。買い替え時に処分を頼むか、購入店に処分を頼むかしなければなりません。買い替えでない場合は、購入店では処分が義務化されていることは知りませんでした。誤解のないように言うと、ユーザーはどこに頼んでもオーケーです。あくまでも店側の話です。

 

しかし、今回はハイアール洗濯機の購入店がわからず、買い替え予定もありません。そこで、自分で処分することにしました。

 

いよいよ処分

まず、郵便局に行って家電リサイクル券を購入します。窓口で説明すると、マニュアルを貸してくれました。ぴかぴかでページがめくられた痕跡はありません。局員の対応を見ても「初めての人」だったようです。(笑)

 

事前にネットで調べてわかっていたのですが、洗濯機のリサイクル料金は、大まかに言ってメーカーによって決まります。自社でリサイクル工場を所有するメーカーのリサイクル料金は安いです。ハイアールも該当するので、処分料は2,530円でした。郵便局の払込手数料203円も必要です。

 

そうして、家電リサイクル券をゲットしました。

 

次は、指定引取場所です。自治体で指定された業者に持ち込まなければなりません。該当する業者は居住市にはなく、20km以上離れた某村にありました。

 

自家用車に積んで指定引取場所に持ち込みました。不慣れなのでとまどっていると、作業している人が指示してくれました。事務所に行って受け付けた旨の証明をもらっておしまいです。

 

洗濯機の運搬について

過去にケーズデンキで洗濯機を購入した時のことです。自家用車に積んで持ち帰ろうとしたら、車を見た店員さんから駄目だと言われました。垂直に立てて運べる車以外は駄目ですと。洗濯機のモーターや機器などが運搬時に壊れる可能性があるから補償対象外になりますとも。とてもきつい感じで言われたのですが、私はその一貫した姿勢に好感を持ちました。販売商品に対する責任ですね。その時学んだのは、洗濯機や冷蔵庫は斜めにして運ぶべからずということでした。

 

今回は、処分なのでそのような心配は不要でした。しかし、洗濯機には必ず水が残っていますので、運ぶときは、水がこぼれてもいいように、トレイ状の何かを置くことをお勧めします。

 

そうして、家電リサイクル法に基づく洗濯機の自己処分は終わりました。

 

費用

家電リサイクル料2,530円+払込手数料203円+ガソリン代少々

 

もし、電気店にお願いしたら

家電リサイクル料2,530円+運搬料2,000円~4,000円

 

もし、廃棄物処理業者にお願いしたら

家電リサイクル料2,530円+運搬料・処分料等4,000円~8,000円(あくまでも目安です。)

 

廃棄物処理業者に依頼する場合

廃棄物処理業者に依頼する場合は、業者ごとに対応が違いますので事前に細かい確認が必要です。

 

例えば、

・処分する物だけ持ち込みでオーケー

・引き取りにきてもらって何もしなくてもオーケー

・家電リサイクル券までは自分で手続きする必要あり

など様々です。当然、面倒がない方がコストがかかります。

 

 

 

家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)対象製品の廃棄については、必ず居住自治体のものをお調べください。