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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

サンヨー洗濯機を修理する

経緯

13年使用したサンヨーの洗濯機が壊れました。症状は、給水の水がちょろちょろとしか出なくなるというものです。13年も使ったので買い替えようと思って、価格を調べると、想像通りいいお値段でした。

 

それで、原因について調べました。症状からすると原因は、排水経路のどこかのつまりか給水弁の2つが考えられるということでした。何となくですが、給水弁の方かと思います。

 

修理

修理にチャレンジすることを決断し、更に調べました。

 

まず、原因とは予想しなかった方の排水経路について確かめました。特に問題はないようです。次に、上蓋を外して、給水弁を見てみます。むき出しになっているのですぐにわかりました。

 

取り外して見てみても、外見上は問題ありません。youtubeの動画を見ると中のプラスチックの弁部分の動作に問題があることがわかります。

 

取り外した給水弁

次に、修理の仕方を学びました。交換は簡単そうなのですが、給水弁そのものに少し大変なところがあります。

 

AliExpressで交換できそうな給水弁が売られています。1,522円(11月24日現在/セール中)です。しかし、220V用なので、日本の100Vに合いません。達人の解説によると、悪いのはプラの弁部分なので、古い方の電気的部分と新しい方のプラ弁部分を組み合わせればよいとのことでした。

 

まず、取り外した部品を分解しようとしたところで問題が発生します。使用されている4本のねじは、いじり止め付というもので、特殊工具か必要でした。すぐにホームセンターに行って買ってきたものの合いませんでした。更に、すべてのサイズに合うような工具を2種類、ネットで買いました。しかし、残念ながら合いません。達人はいとも簡単に外していたのに。星形も六角形もすべてのサイズの工具があるのに合いません。

 

給水弁 ねじ部

 

 

他の方法を確かめるために調べを進めました。すると、サンヨー製洗濯機にパナソニック製給水弁が使えるらしいことがわかりました。サンヨー製の部品は、7~8年ほどしか取り置きされないので、仮に修理に出そうとしても部品がありませんと断られる可能性が大きいです。パナソニック製給水弁をアマゾンに探しに行きました。3,230円で売られています。画像をよく見ると、サンヨー製の物とは、90度位置がずれているように見えます。

 

それでも、100Vの課題をクリアするには、こちらの方がよいかと思い注文しました。

 

届いた部品と元の部品を比べてみます。見た目は90度違うのですが、取り付け位置や端子のついている位置は同じです。早速、そのまま洗濯機に取り付けました。

 

接続部の平型端子はパナソニック製の方が大きいです。そこでラジオペンチでつぶして調整しました。それから、銅製の端子部はやや折り曲げないときちんと収まってくれませんでした。元のサンヨー製部品もそこが曲がっていたので問題ないと思います。

 

いよいよ試運転

すべてを以前と同じ状態に戻して、さあ試運転。すると、あっけないくらい簡単に直って普通に動きました。我ながら驚きです。多額の出費を覚悟していた家族も大喜びでした。

 

今回の出費

・あとで役に立つかもしれない特殊工具3種類 3,000円余り

パナソニック Panasonic 洗濯乾燥機用給水弁 AXW29A-2950 3,230円

 

 

洗濯機は今日も頑張っています。