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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

プリンタ

これまで使用したプリンタメーカーの推移。
E社→C社→B社→B社&C社

E社時代
ずっとプリンタシェアno.1だったころに使用していました。印刷のきれいさが売りでした。最後に購入したのはA3対応のインクジェットプリンタでした。

それは新品だったのに、印刷するとインクドロップが激しかったので、メーカー修理になりました。戻ってくると本体から異音がします。結局、状態は変わらずひどくなって返ってきました。もう一度、修理に出すと、また状態変わらずで返ってきました。お詫びにインクセットが入っていました。その時点であきらめました。

C社時代
現在と違って、『年賀状印刷に一家に一台』、『パソコンを買うときはプリンタとセットで』というのが当たり前の時代でした。製品や性能はとても良かったです。ただ唯一の問題は、インクのコスト高でした。C社時代は、インクジェットプリンタの他に、モノクロレーザープリンタも使用していました。こちらは、トナーなので印刷コストがとても安く大活躍していました。

B社時代
ビジネス中心にシェアを拡大している真っ最中でした。ユーザー目線の製品が良いと思います。例を一つ上げます。プリンタには、DVDやCD-Rに直接印刷する機能があります。C社のものは、トレイが別になっていて保管に困ります。B社のものは本体格納式で、すぐに印刷を始められます。A3対応、A4専用のインクジェットプリンタとレーザープリンタの3台を使用していました。こちらもレーザープリンタの印刷コストは安くてとても良かったです。

B社→C社への経緯
B社のプリンタ本体に不満はなかったのですが、二つの問題がありました。

一つはフチなし印刷です。最近は、年賀状をほとんど印刷しませんが、ゼロ枚でもありません。ソフト側でフチなし印刷を選択するとプレビューの印刷位置が大幅にずれます。微調整の範囲を超えて直しようもないほど編集に困ります。全く同じ操作をしてもC社製ではそうなりません。

もう一つは、名刺印刷です。A-ONEとヒサゴという名刺用紙のメーカーがあります。そのど2つの会社の用紙とソフトを利用しました。A4-1枚に10面印刷できるタイプの用紙です。上端の2枚は正しい位置で印刷されますが、ミリメートル単位でずれていき、下端の2枚はずれまくります。使えるのは最初の2枚だけになります。全く同様の操作を、C社プリンタで行ってもそのようにはなりません。段ごとに間隔のずれ幅が違うのです。印刷開始位置を調整するような問題ではないのでユーザーは解決できません。

B社&C社時代
B社-A3対応複合機は残っています。C社のものはA4インクジェット複合機です。型番TS3530。これには、とても悩まされました。結論を先に述べるとwifi設定ができないのです。メーカーのマニュアル通りにやってもできません。検索してヒットしたあらゆる方法でやってもできません。口コミや書き込みを見ると同様の方が数多くおられました。現在、価格コムに同じ書き込みがありますが、お茶を濁したような結末となっています。プリンタの設定ができないのは最初で最後、人生初の経験でした。

困ったことに、設定はできていないのに設定はされたことになっていて、初期設定、工場出荷時設定に戻すこともできません。プリンタに限らず、工場出荷時設定に戻せないものに初めて出会いました。現在は仕方なくUSB接続で使っています。そして、特殊用途専用機になっています。

同じシリーズの上位機種は、手間なく設定でき、問題なく動作するようです。また「安物買いのなんとやら」になってしまいました。

 

補足の再利用時代
B社インクジェットプリンタとC社レーザープリンタは、現在でも別な場所で活躍しています。繁忙期を過ぎたプリンタは、リサイクルインク等を利用してコスト安な第2の人生を送っています。