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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

マーキングゲージ

直尺用ストッパー

画像は、正式名称「直尺用ストッパー」という商品です。金属製の定規に装着すれば、マーキングゲージの誕生です。専門のメーカー製なので精度や作りは良いのですが、使い勝手はあまりよくありません。

 

一番の原因は、その小ささにあります。材にあてがいづらいのです。それから、ネジの部分も締める緩めるがやや面倒です。

 

マーキングゲージで検索すると、実にたくさんの種類の商品が売られています。そして、様々な用途に応じたものがあります。どれも便利そうです。しかし、用途ごとにそろえていては膨大な出費になります。

 

そこで、自作するわけですが…。

 

マーキングゲージ 自作

恐らくこの画像を見ると、DIYerから突っ込みが来ることは確実かと思います(笑)。これでも、5代目なのです。

 

マーキングゲージを作るにあたり、かなりの数のyoutube動画を見ました。そして、その通りに作ってみました。動画にあるものはどれも精度が高く、完成度、デザインともとても優れています。しかし、自分の実力不足から、なかなかいいものが作れません。

 

一番困るのは、定規の厚み部分の解決です。やすりで材を削る方法や外側に厚み分の何かを付け足す方法があるかと思いますが、なかなかうまくできません。直角の精度を出すのが難しいです。

 

定規の固定は、ネジ式が一番いいのですが、この仕組みもなかなか大変です。

 

メモリが読みやすいアクリルの材でも作りました。構造と精度出しが大変でした。

 

そうして何度も作ってみて、画像のものにたどり着きました。精度が必要なのはもちろんですが、使い勝手としては、材の大きさと厚さも重要です。その部分がこれまでのどれよりも良かったです。ただ、定規の押さえは調整できないので、まだ、作り直しが必要です。

 

おまけ

製作時間ゼロ秒のマーキングゲージがあります。ダブルクリップ2個を金属製の定規に取り付けるだけです。100均でどちらも売られているので、200円でマーキングゲージが出来上がります。どちらも手持ちのものがあったので、作って使ってみました。結構いい感じでした。場合によっては完成品を買うよりいいかなと思います。