枡、箱、引き出しに使われている「あられ組み」。作ってみたいなと思い、いろいろ調べて、トリマー用スライド台を作りました。
スライドの仕組み自体は正確に作れて誤差はほとんどありませんでした。しかし、丸印で囲んだ部分は何度も作り直しました。
ガイドには、ダボ、木片、ねじなど、調べたことを参考にしながらいろいろ使ってやってみました。その時、二つの問題が発生しました。一つは、とても小さいパーツなので固定の強度が出せないことでした。もう一つは、6~10mmの幅で作りたいと思ったのですが、精度が出せないことでした。恐らくですが、0.2mmでもずれると最終的な組上りは、ほぼ期待薄な結果になってしまうのかなと思います。
自作スライド台で、10mm幅でのあられ組みにチャレンジしましたが、改良しても改良してもほんの少しずれてしまいます。
市販品のトリマーテーブルには、あられ組みができるセットがついているもの、後付けでパーツだけ購入するものがあります。また、あられ組みをするためのトリマービットも売られています。
もう少し改良してみるか、それとも市販品を買うのか悩んでいるところです。スライド台だけは、他の小物づくりの用途に使えます。「あられ組み」としては、完全に失敗しました。でも、作業の手順が分かったという収穫はありました。何度も作らないと忘れてしまいそうです。