「迷惑メール」とひとくくりに言ってしまうと誤解される恐れがあるので、まず、はっきりと区別しておきたいと思います。
・実在する本物の会社、ECサイト、その他から送られてくる宣伝のメール。
・実在する本物の会社を詐称したメール。偽サイトへの誘導、ウィルス添付などを伴う。
ここから先は、後者についての迷惑メールの話です。
毎日、迷惑メールが届きます。3重にフィルタリングしているなかで、どこかでほとんど引っかかってくれますが、ごくまれに最終到達点まで届くものもあります。春節の期間にとても少なかったのは、笑えない話です。
最近、詐称されている実在の会社、団体、サービスを例示します。
・アマゾンプライム
・イオンカード
・マスターカード
・セゾンカード
・さくらインターネット
・ETC
・楽天関連
・東京電力
・SMBC他メガバンク
など
件名と本文は、本物と見分けがつかないものも数多く存在します。ただ、URL部分だけは、完全におかしいのでそこはわかりやすいとも言えます。
昨年後半、『@uber.com』という送り主が詐称された迷惑メールが大量発生しました。それでいて、件名は、上記の例示されたところのものとなっていました。現在、そちらは確認されなくなりました。
ネット上に、メールアドレスを公開する場合の一つのアイディアとして、画像化が挙げられます。文字で公開するのではなく、一度画像にしてから公開すると、自動的にアドレスを収集されるのを防げる可能性が高いそうです。