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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

ストリングマシンとバドミントンガット

ストリングマシン

 

只今お仕事中です。10年使いました。クランプを変えればテニスのガットも張れます。

 

10年前

1年間のガット代が10万円を超えました。馬鹿らしくなって自分で張った方がいいなと思うようになり購入を決断しました。初めは目違い目飛ばしをよくしました。6~7本目から安定しだしましたが、たまにやらかしてしまいました。

 

地元のすべてのスポーツ店においてあるすべてのガットを張って試しました。ヨネックス、ゴーセン、ウィルソン、バボラ。トアルソンというメーカーを記憶しています。そうして、ようやく長く使えそうなガットを見つけてロールガットを購入しました。

 

NANOGY95

一番の決め手は耐久性でした。

 

ロールガットの経済性

単張りのガットは10mで販売されています。ロールガットは普通100mか200m、種類によっては220mや240mもありました。業務用ではもっと長いものもあるようです。

 

張り方には、1本張りと2本張りという種類があります。ぞれぞれメリットとデメリットがありますが、今は経済性だけ取り上げますので、1本張りの話となります。

 

ラケット1本分張るのには、9mあれば余裕です。従って100mなら11回張れます。希望小売価格で購入しても1回分お得になります。更に、単張りを買うのと違ってロールガットはとても安いです。普通に30%から40%引きぐらいで売られていると思います。ロールガット200mを購入すればとても経済的です。

 

2代目のガット

長い間、経済性耐久性重視で使っていた、NANOGY95の打感に満足できなくなり、次のガットを選択するためにいくつかのガットをまた試しに張って使用しました。そうして、2代目のガットが決まりました。

R4X INSPIRE

 

打感がよく、対応テンションの幅が広かったです。癖がないので、多くのプレイヤーにマッチすると思います。

 

3代目のガット

とてもお気に入りだった2代目のガットは、ついに製造中止になりました。しかし、単張りは2023年11月現在も売られています。3代目のガットは少し迷いましたが次の物に決まりました。

 

G-TONE9

マジックで張った本数を書いています。目指せ26本。(計算が合いませんがいろいろ事情があります。)

 

打感と耐久性のバランスがいいです。ネーミングの通り音も重視した設計のようです。

 

 

3代目+α

アマゾンで見つけて試しに買ってみました。+α君です。

0.66mm

中国製のようです。0.66mmなのに耐久性がよく打感も悪くありません。ガットがやや寄りやすいというところがありますが、お値段以上です。200mで4千円弱なので、メーカー製の半値以下です。経済性抜群。同じメーカーのものに0.61mmがあり、試してみたい気持ちにかられています。

 

4代目?

近頃、G-TONE9のロールガットが売られていません。G-TONE5はあるのですが。それから、同じメーカーGOSENから新しいガット、RYZONIC65が発売されました。早速、単張りを買って試しましたが、0.65mmなのにまずまずの耐久性があります。打感も悪くないので現在4代目候補になっています。

 

RYZONIC65の前にヨネックスの新発売ガットとK社のガットを試していました。ヨネックスの方は普通でしたが、K社のものは、細い方2種類がひどかったです。張ることすら困難で、使用したら数分で切れました。

 

認知度恐らく1%以下のガット

通販でガットを購入した時、おまけでもらった単張りガットがあります。そのメーカーの名前は、「ルキシロン」。バドミントンプレーヤーなら誰しも耳を疑うのではないでしょうか。テニスの錦織選手使用のメーカーということです。テニスガットとしては、国内で普通に流通しています。(流通はウィルソン担当です。)

 

針金のような硬さを持った不思議なガットでした。それでいて打感、耐久性は普通以上でした。このように書いても、疑われること間違いなしでしょう。バドミントンガットで「ルキシロン」と言ったら、知っている人は国内に何人いるのかなと思います。

 

「ルキシロン」のガットをまじめに購入しようとして、外国のアマゾンで検索してみました。本社のあるベルギーへは行きませんでした。記憶が少し曖昧なのですが、その時はヨーロッパの2つの国でロールガットだけ売られていたと思います。送料を加えずに2万円を超える価格だったので断念しました。

 

ラケットによる必要ガットの長さの違い

バボラの6.5シリーズは、工夫して頑張れば、8.5mで1本分張ることができます。私もそのラケットを使っているので、ロールガットの経済性が少し高まります。

知人に頼まれたモアのあるラケットは、単張りで売られている分の10mないと1本分張れません。知っている中では最長の長さを必要とします。

 

久々にスポーツ店のコーナーをのぞくと

何とヨネックスのガットしか置かれていません。驚きました。それから、私が頼んでいた当時の張り代は800円でしたが、今は2200円になっていました。ガットが1回切れたら、3500円ほど必要になります。

 

 

おわりに

いつものバド仲間のガットも張っています。ガット代はいただきますが、その度に値上げしないのと聞かれます。複数の人に毎回聞かれます。中には余分に渡そうとする人もいます。もちろん断って追いかけっこが始まります。(笑) 物価高をみんなが痛切に感じているのだなと思います。

 

2023年11月