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「何かを使う、買う、やってみる。」成功と失敗の物語

アメリカシロヒトリ

毎年、アメリカシロヒトリに悩まされています。昨年は、これまでで最も大変でした。薬剤散布を6回も行いました。

 

今年は全くいないなと思って、春先からずっと油断していました。すると、昨日、発見してしまいました。

 

このような感じです。すでに切断した枝の様子です。この巣網状のうちは、まだ中にまとまっているので良いのですが、数日たつと以下のようになります。

更に成長すると、移動しながら植物の葉を食い尽くします。

 

2022年は、サクラ・プルーン・サクランボの葉をほぼすべて食べつくされてしまい、木が死にそうになりました。それで、2023年は、必死に駆除を頑張りましたがそれでも追いつきませんでした。

 

駆除方法を調べると

・巣網の枝葉を切り取り、幼虫を踏み潰すことが一番効果的
・枝葉を「燃えるごみ」の袋に入れて出す
・幼虫が拡散している場合には、必要最小限の殺虫剤を希釈して散布する
とこのように書かれています。また、「アメリカシロヒトリ」については、各自治体でいろいろお知らせしている場合があります。居住地の自治体のお知らせを参照するのがよいかと思います。

 

実際は

昨日、発見した小さな兆候の段階ですら、幼虫の数は万の単位かと思われます。そこで、枝葉を切り落とした後にガスバーナーを使います。また、ほんの少しの巣網なら枝を切り落とす前にガスバーナーを使います。

 

台所用中性洗剤
環境負荷や周囲への影響を考えると、この洗剤を使うことも選択肢かなと思います。適度に希釈して、霧吹きなどに入れてたっぷり幼虫にかけます。

 

薬剤への誤解
専用の薬剤は、ハエや蚊用の殺虫剤と違って噴霧したら即効的に効くわけではありません。そのことを知らなかった家人はこれまで、「死ぬまで」とたくさん散布していました。しかし、それは間違いでした。専用の薬剤の効く仕組みは次の通りです。散布後、葉に吸収された成分を幼虫が食べることによって体内に入り効果を発揮する。また、薬剤は毒性も強いので慎重に扱わなければなりません。

 

2024.6.30の作業の実際
・巣網上の枝葉をすべて切り落とす。
・ガスバーナーで焼く。
・燃えるゴミ袋に入れる。
・薬剤散布する。

大失敗
・散布後、数時間で雨が土砂降りとなり薬剤散布の意味がなくなりました。いつもは週間の天気予報を確認するのですが、慌てすぎて忘れてしまいました。


困ること
アメリカシロヒトリ」は、自分の家で駆除するだけでは問題解決しません。更に人家の庭だけ駆除しても解決しません。空き地に生えているたくさんの木、河川敷に生えているたくさんの木。それらにも生息しているので、規模と数が大き過ぎてイタチごっこにすらなりません。本当に困ったことです。

 

事前の手立て

木の枝は、こまめに間引いて風通しと日当たりを良くするとよいそうです。2023年の被害があまりにひどかったので、冬に入る前に、かなり枝を落としました。少しは効果があったかなと思っています。

 

観察
枝を切断し、落としたまま放置しておくと、地面に落ちた幼虫が、一斉に元の木に登り始めます。すごい光景です。また、そうでない場合も、背丈の短い花や植物に移動して葉を食べることがあります。本当に厄介です。

 

薬剤散布
・周囲に迷惑が掛からないよう早朝に行っています。
・ゴム手袋、防護メガネなど、事前の身支度に気を使いましょう。
・噴霧器の中には、ストレートに4mほども飛ばせるものがあります。使用用途に合わせて、機種を選ぶのが良いと思います。
・霧状噴霧ではどうしても他の植物にかかることがあります。小さかったり弱かったりするものは枯れてしまいますので気を付けましょう。
・希釈倍率や使用上の注意事項を守りましょう。

 

噴霧器
両親が使っていたKOSHIN社の噴霧器があったのですが、威力が弱く高い木の枝先まで届きませんでした。そこで、同じ会社の高性能のものを買いました。噴霧する口が二つあっていろいろ便利です。シングルにして直噴すると4m以上飛ばせます。また、霧状噴霧の時は、ダブルにすると効率が良いです。また、直噴ダブルでは、それぞれの噴霧角度を変えられるのでとても便利です。